若松丈太郎著
『福島原発難民 南相馬市・一詩人の警告
1971年~2011年』
1971年~2011年』
人間は原子力を制御できない。
疑う者はチェルノブイリ、スリーマイル、福島を見よ!若松丈太郎さんはその福島に住み、原子力の不毛に警鐘を鳴らす。まさにまつろわぬ民といえよう。
(帯文:新藤謙・批評家)
解説文:鈴木比佐雄 |
四六判/160頁/ソフトカバー |
定価:1,542円(税込) |
発売:2011年5月10日
【目次】
みなみ風吹く日
大熊 ―風土記71
吉田真琴『二重風景』
ブラックボックス
東京から三〇〇キロ地点
連詩 かなしみの土地
原子力発電所と想像力
チェルノブイリに重なる原発地帯
さまざまな地名論
恐れのなかに恐るべかりけるは
批評基準の退化
詩に書かれた原子力発電所
原発地帯に《原発以後》なし!?
原発難民ノート ―脱出まで
赤い渦状星雲
解説
南相馬市から原発の危機を発信し続ける人
若松丈太郎『福島原発難民―南相馬市・一詩人の警告 1971年~2011年』 鈴木 比佐雄
初出一覧
あとがき