葛原りょう詩集
『魂の場所』
どんな歩き方にも/それぞれのPhilosophyがあって/それなりに刻印に励んでいる/だから抱きしめる/足先の落葉にも敬意は有る/そして/砂まみれの魂が在る
(詩「魂の場所」より)
栞解説文:長津功三良・鈴木比佐雄 |
A5判/192頁/ソフトカバー |
定価:2,160円(税込) |
発売:2007年11月30日
【目次】
Ⅰ章 魂の場所
魂の場所 10/静かの海 12/馬頭星雲 15/風と巡礼 18/ウエノヤマ 21/ニンゲンの牙 24
触 診 26/餓 鬼 28/不忍池 30/ゴッホに 33/火の粉 36/Life 39/河 畔 43/虹 44
月廻り唄 46/注がれた月のある夜に 49/抜 刀 52/メッセージがいっぱいで入りません 54
塗る 57
Ⅱ章 サツキ
サツキ 62/drei 65/冷血譚 68/ミッドナイトロータリー 70/落日素描 73/リアル 76
猿になる 80/冬の挽歌 83/仔 狐 86/ハトと青年 89/潮干狩り 92/ふとん 94
鳥――α(アルバ)の歌 96/行 進 98/目 薬 101/夢 ――これも一つのレクイエム 104
いぶりがっこ 107/五時の夕食 110/晩春霊歌 112/モーニングスター 115
Ⅲ章 鉱 石
風 車 120/鉱 石 124/太陽待ち 129/肩こり肩こり 134/マナーモード 138
シュレッダー 140/キックターン 142/ツレヅレ 145/二月の歩道 148/涯(はたて) 151
ひぐらし 155/夜のでんでん太鼓 158/呼 吸、またはカノンのような 160/クチナシ 166
出口はどこだ 170/ノーモア 174/ある銀漢の下で 178/巡 業 182/星降る夜に 185
あとがき 188