永瀬十悟句集
『橋朧―ふくしま記』
本句集に収録されている「ふくしま」50句で
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「第57回角川俳句賞」(二〇一一年)を受賞!
「橋朧」という言葉は、地震・津波・原発事故で失ってしまった限りない思い出を象徴している言葉だと私には感じられる。(解説:詩人・評論家 鈴木比佐雄)
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解説:鈴木比佐雄 |
A6判/272頁/上製本 ISBN978-4-86435-100-3 C1092 ¥1500E |
定価:1,620円(税込) |
発売:2013年2月20日
本句集は故郷福島を詠んだものです。東日本大震災、そして東京電力福島第一原子力発電所の爆発からまもなく二年が経過しようとしています。鎮魂とふるさと再生への祈りを込めてまとめました。(「あとがき」より)
【目次】
序句 森川光郎
第一章
ふくしま ―二〇一一年春
第二章
Ⅰ 少年の日 ―二〇一一年夏
Ⅱ 海に行かう ―二〇一一年秋
Ⅲ 松明あかし ―二〇一一年冬
Ⅳ 木を描く ―二〇一二年春
Ⅴ 杳かな時間 ―二〇一二年夏
Ⅵ 銀河濃し ―二〇一二年秋
Ⅶ 白鳥来たり ―二〇一二年冬
第三章
Ⅰ 春
Ⅱ 夏
Ⅲ 秋
Ⅳ 冬
【解説】朧の美学―十念寺の境内から 鈴木比佐雄
あとがき
略 歴
【句を一部紹介】
激震や水仙に飛ぶ屋根瓦
打ち続くなゐのハンマー砂あらし
凍返る救援のヘリ加速せよ
無事ですと電話つながる夜の椿
淡雪や給水の列角曲がる