何故こんなにも、この詩集に心が震えるのか?
なんでもない、ありふれた日々のことなのに。
それはきっと、見失いかけていた素直な自分に出会えたからだ。
普通に生きていても心が疲れたら、
またこの本を開こう。
(帯文:アナウンサー・梅津正樹)
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栞解説:鈴木比佐雄 |
四六判/240頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-094-5 C1092 ¥1400E |
定価:1,512円(税込) |
発売:2013年1月29日
【目次】
序詩 あるがままに
一章 今日が生まれた
今日が生まれた
愛しい朝
いい一日にするために
いい人生を送るには
寄せる光と引く光
微細な感覚
居場所さがし
今日もこうして
まだ、朝顔は咲いているけど
「今日」という特別な日
二章 今、ここで
今、ここで
内緒話日和
「普通がいちばん」
楽しい〝クスリ〟
スパイラル的進化
続けていくには
さりげなく確実に
ピュアとシンプル
咀嚼の始まり
自分を変えるには
三章 なんでもない午後に
なんでもない午後に
響きあう食卓
そんな時間
春が遠くに感じられる日には
虹の中で暮らす人々
人と出会い、自分と出会って
心の整理
心磨き
心の空き地
自分の道
四章 腹で考えよ
腹で考えよ
気づきの雨
失敗の不思議
不平不満は宝の山
苦さと辛さ
雨のち晴れ
伊予柑‐いい予感
励ましてくれる食べ物
独りでご飯を食べる時
冬の食養生
五章 地球の回廊美術館
地球の回廊美術館
水の囁き
春迎え
妖精の樹
夏の別れ
秋の匂い
琥珀色の光
森の舞踏会
雪とミモザ
雪解けの庭
六章 花の力
花の力
野の花
花たちの決心
心に春を告げる花、水仙
薄紅色の雨が降る季節に
勿忘草を植えた
カサブランカ咲く
百日紅
種になった朝顔
名残りのススキ
七章 一緒に笑おう
ご縁の糸
切なくて、ふと
「無縁社会の縁」(NHK TVより)
「メビウスの輪」のように
宇宙の揺らぎの中で
待ちぼうけ
「にっこり」バス
レンブラントのモナ・リザ
「大丈夫だよ」
一緒に笑おう
八章 なんだか友だち
なんだか友だち
出会い
元気のおすそ分け
あなたが呼ぶ声
今日は彼女のことを想って眠ろう
sky bar
友だちになった瞬間
あなたの背中
あなたからもらった言葉
最高の友だち
九章 思いを育てよ
悲しみの中で
福島のサクランボ
Fさんへ
語り継がなければならないこと
小遣いと気持ちと
白い花
思いを育てよ
雨粒一粒
拳に咲く花
小さな灯り
十章 静寂の中で
ある思い出
義母の命日
春の夕べに
母の準備
出雲のお社にて
なんでもない疑問
ジャコメッティー礼賛
黄金の魚 パウル・クレエに捧ぐ
この空こそ、冬の空
静寂の中で
あとがき
略歴
詩篇
「なんでもない午後に」
たまたま通りかかった家の庭の片隅に
ひょろひょろ咲いていたヒヤシンスに
なぜか心ひかれたように
そんなふうに人は
だれかに恋をすることもあるのかもしれない
そんなふうに
コトリと
こんな、なんでもない日の午後に