岡田忠昭詩集
『忘れない』
「全ての日本人は原発の地元住民なのだ」と言い、
3・11以前から『原発詩篇』を書き続ける詩人
岡田忠昭さんが名古屋にいた。
帯文:若松丈太郎(詩人・福島在住)
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栞解説:鈴木比佐雄 |
A5判/64頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-092-1 C1092 ¥500E |
定価:540円(税込) |
発売:2013年1月23日
【目次】
序詩 忘れない
一章
人生をかえせ
夕陽の中へ
揺れる
原発災禍に
曲がり角にて
揺れる春
郡山駅にて
二章
生きてるうちに
もう少し
生きられる
さようなら
いつの日かⅠ
いつの日かⅡ
街跡の森Ⅰ
街跡の森Ⅱ
迎 春
エッセイ
原発事故に揺すられて
原発地元住民として
あとがき
初版あとがき
略 歴
詩篇
「序詩 忘れない」
青いままで 汚された 青空
さくら草は 放射能にまみれ
餓死した牛の 波打つあばら
静寂が 凍りついた 商店街
食卓から 笑い声が 消えた