アンソロジー
「アウシュヴィッツ以後、詩を書くことは野蛮である」とアドルノは言いました。 ぼくはこう言い替えたい、 帯文:坂本龍一
「フクシマのあとに声を発しないことは野蛮である」と。
2011年10月22日 オックスフォード、ハートフォードカレッジ チャペル でのスピーチより
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編者:鈴木比佐雄・若松丈太郎、矢口以文、鈴木文子、御庄博実、佐相憲一 翻訳:郡山直、矢口以文、木村淳子、結城文、 島田桂子、棚瀬江里哉、沢辺祐子 |
A5判/624頁/ソフトカバー ISBN978-4-86435-076-1 C1092 ¥3000E |
定価:3,300円(税込) |
危機に瀕したいのちが屹立する
ことばが屹立する
過去と現在と未来を 個と社会を
「わたし」と地球を結ぶ
思想と姿勢が屹立する
ここに あなた自身が確かにいる。
帯文:落合恵子 作家 クレヨンハウス主宰
編者:佐相憲一・中村純・宇宿一成・鈴木比佐雄・亜久津歩 解説文:佐相憲一、中村純、宇宿一成、若松丈太郎、鈴木比佐雄 |
A5判/544頁/ソフトカバー |
定価:2,200円(税込) |
「眠っているのは私たち/苦しみにさめているのはあなたたち」 とは石垣りんさんの詩の一節だが、私たちのこれまでと今に「眠り」はなかったか。 多少なりと「あなたたち」の思いを、汲んでいきたいと思う。
(帯文 東京大空襲・戦災資料センター館長 早乙女勝元)
解説文:佐相憲一、鈴木比佐雄、和田文雄、山本十四尾、長津功三良 |
A5判/640頁/ソフトカバー |
定価:2,200円(税込) |
空襲詩自体が非常に少ないのを、残念に思っていた。空襲の空間と時間を超えての詩篇の集大成ともいうべき本書は、まさに待望の一冊である。次世代に、追体験による感動のバトンを手渡せることを、うれしく思っている。
(帯文「大空襲体験を次世代へ手渡すために」早乙女勝元より)
解説文:森徳治、黒羽英二、鈴木比佐雄 |
A5サイズ 520頁 ソフトカバー |
定価:2,200円(税込) |
先住民のアイヌ詩人森竹竹市から始まり、東北の宮沢賢治、関東の新川和江、中部の浜田知章、関西の志村ふくみ、中国の永瀬清子、四国の岡本彌太、九州の渡辺修三、沖縄の島々を詠う真久田正まで、全国を九地域に分け編まれた生活語詩集!
解説文:鈴木比佐雄、有馬敲 |
A5サイズ 432頁 並製本 |
定価:2,200円(税込) |
「広島・長崎を最初で最後にしなくてはならない。そんな思いが『一八一人集』にこもる。年内には英語版も出るという。被爆国の詩人の深い言葉が、世界に響けばいい。」朝日新聞(天声人語)2007年8月7日
A5サイズ 304頁 ソフトカバー |
定価:2,200円(税込) |
ついに 原子バクダンがさくれつしたのだ───
川の水で しじゅう冷していなければならないほど
多量の熱が 発生していた
人間が 近よれば
すぐ死んでしまうほど
多量の放射線が 発生していた湯川 秀樹(帯文より)
解説文:石川 逸子、長谷川龍生、鈴木比佐雄 |
A5サイズ、304頁、ソフトカバー |
定価:2,200円(税込) |