第一回 若松丈太郎の詩と評論を語り継ぐ会
~若松丈太郎はなぜ原発事故を予見した詩を書けたか?~
のご案内
1994年に「かなしみの土地 6 神隠しされた街」を執筆した若松丈太郎は、2021年4月21日に85歳で他界された。その後に氏を偲ぶ会など南相馬市の原ノ町駅に降り立つと、若松氏が存在しないことで、何か福島・東北の精神の背骨が抜けてしまったような心寂しさを感じてしまった。一周忌の2022年4月には『若松丈太郎著作集 全三巻』、2023年4月には若松丈太郎英日詩集『かなしみの土地』(29篇)が刊行され、若松丈太郎の全貌が明らかになってきた。これらの若松丈太郎の詩と評論には、私たちが読み解くべき未来へのヒントが数多く内蔵しているようにも考えらえる。第一回「若松丈太郎の詩と評論を語り継ぐ会」を開催します。質疑応答の時間も設けますので、ぜひご参加下さい。
【日 時】 2025年4月20日(日)/13:30~16:30(開場13:10)
【場 所】 東京都中小企業会館・会議室C(8F)
〒104-0061東京都中央区銀座2丁目10-18
Tel 03-3542-0121 Fax 03-3541-7030
https://www.tokyo-kosha.or.jp/kosha/hall/chusho.html
【アクセス】 JR有楽町駅より徒歩10分、地下鉄銀座駅より徒歩5分
【参加料・定員】 500円/先着60名
【主 催】 株式会社コールサック社
■ 当日のプログラム
・主催者のご挨拶/鈴木比佐雄(コールサック社代表)
第1部 若松丈太郎の詩と評論をいかに語り継ぐか 13:40~14:50(70分)
①詩朗読「神隠しされた街、みなみ風吹く日」とスピーチ/神田さよ(詩人、宝塚市)
②講演「文明の深い闇を凝視しつづけた詩人」 /齋藤貢(詩人、いわき市)
③講演「我々はどんな時代に生きているのか。若松丈太郎に学ぶ旅・歴史~ひと~詩から」/広川恵一(医師、西宮市)
第2部 若松丈太郎の残した言葉が凝視している現在から未来 15:00~16:30(90分)
①朗読映像「被災地で若松丈太郎が詩を朗読した映像」(永井ますみ撮影、神戸市)
②講演「若松丈太郎の詩に寄せて 詩と抵抗について」/ギュルベヤズ・アブドゥルラッハマン(長崎大学人間学博士)
③講演「詩集『北緯37度25分の風とカナリア』における予見的な詩の解明」
/岡和田晃(詩人・評論家、海外からリモートで参加)
④スピーチ「若松丈太郎の〈核災棄民〉から学んだこと」/鈴木正一(詩人・評論家、浪江町)
・閉会の言葉/鈴木光影(編集者、俳人)〈司会:座馬寛彦〉

■お申込み先
㈱コールサック社 担当:座馬
〒173-0004東京都板橋区板橋2-63-4-209
TEL:03-5944-3258/FAX:03-5944-3238
E-mail(座馬):h.zanma@coal-sack.com
㈱コールサック社 担当:座馬
〒173-0004東京都板橋区板橋2-63-4-209
TEL:03-5944-3258/FAX:03-5944-3238
E-mail(座馬):h.zanma@coal-sack.com