書籍一覧 新刊
赤木比佐江詩集
『一枚の葉』
反骨と優しさがそれぞれの作品の葉となって茂る中身の濃い詩集である。ここに余韻が深いのは、苦しみを光にする作者の生き方がこちらの生の深層に真に温かいものを伝えてくれるからであろう。(佐相憲一 解説より)
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解説:佐相憲一 |
A5判/128頁/並製本 ISBN978-4-86435-297-0 C1092 |
定価:1,650円(税込) |
発売:2017年6月29日
目次
序詩 一枚の葉
Ⅰ
片目地蔵
廻り地蔵
忠魂碑
大手観音
水兵さんの帽子
三国
東尋坊
屋根雪おろし
味噌作り
すみれ
志比谷の春
Ⅱ
能の舞
裏庭の桜
手ぶくろ
彼の仕事場
一人から始まる
ひとつぶの麦
初雪に
幸せな日
一輪ざし
蕗の皮剝き
雪の日に
手を振る父
Ⅲ
フンコロガシ
アサギマダラ
セキレイ
カズハゴンドウ
ツクツク法師
ひぐらし
ニンニクの芽
茄子
重い手
朝の四つ角で
そんな日
解説 過酷な現実を共に生き抜く心の葉の便り 佐相憲一
あとがき
略歴