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加藤登紀子が歌う
若松丈太郎の詩「神隠しされた街」CD付き!
被曝福島の哀しみを凝視した詩人の、慟哭の書。
繰り返される核災で、私たちは何を失ったのか?
この書は、その貴重な歴史的証言となるでしょう! 加藤登紀子(帯文より)
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解説文:鈴木比佐雄 |
四六判/208頁/ソフトカバー/CD付 |
定価:1,944円(税込) |
発売:2012年12月3日
【目次】
一章 町がメルトダウンしてしまった
町がメルトダウンしてしまった
原発難民ノート2 ―二〇一一年三月十五日から四月三十日まで
二章 キエフ モスクワ 一九九四年
キエフ モスクワ 一九九四年
三章 福島核災棄民
福島から見える大飯
広島で。〈核災地〉福島、から。
四章 戦後民主主義について
始まり? 終わり?
年の暮れに
責任を問い糾すこと
生きるための決断
教科書を介しての出会い
戦後民主主義について ―〈核災〉との関連から
五章 ここから踏みだすためには
生きる力を得るために
福島からの思い ―『命が危ない 311人詩集』を読んで
ここから踏みだすためには ―『脱原発・自然エネルギー 218人詩集』を読んで
〈核災地〉福島の、いま。
六章 海辺からのたより
海辺からのたより 二
記憶と想像
解説 南相馬市で脱原発の論理的根拠を思索する人 鈴木 比佐雄
あとがき
略 歴
付属CD「神隠しされた街」歌詞
わたしは原発を〈核発電〉、原発事故を〈核災〉と言うことにしている。その理由は、おなじ核エネルギーなのにあたかも別物であるかのように〈原子力発電〉と称して人びとを偽っていることをあきらかにするため、〈核発電〉という表現をもちいて、〈核爆弾〉と〈核発電〉とは同根のものであると意識するためである。
(「広島で。〈核災地〉福島、から。」より)
前著を出版したとき、わたしは自分を〈原発難民〉と規定した。だが、一年余を経たいま、わたしは自分を〈核災棄民〉であると規定している。
(「あとがき」より)